泉北工場 溶射ブログ

溶射と表面改質技術のフロントランナー。
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新たなる挑戦

 ご安全に! 製造本部をこよなく愛する「あいさん」です。
 早いもので、泉北工場の溶射ブログが2013年10月に開設されてから3年半が経過しました。あいさんも、かれこれ7~8回ブログを担当したように思います。
 さていよいよ、2017年度がスタートして、年度初めの恒例行事(入社式、歓送迎会、キックオフ、花見など)で何かと慌ただしい時期です。また、近々に2016年度の各所の業績集計がまとまりますが、泉北工場の1年前をふり返ると、年度初頭からボイラ溶射工事が繁忙を極め、あわせて工場内の一般物も繁忙となり、2016年度は過去最高の素晴らしい業績でした。これは営業・製造・技術が三位一体となり、常に困難な課題に挑戦してきたことが成果として現れたものと思います。当社では溶射以外にも、肉盛溶接(インコネル、ステライト、ハステロイ)、紛体プラズマ溶接(炭化物複合合金、トリバロイ)、鍛鋼ロール、大型機械加工(NCボーリング、NC旋盤)、レーザークラッディング、スライス加工(マルチワイヤーソー)、マグネシウム加工、石英加工などの各種加工技術を保有しており、日々、新たなる挑戦を続けています。

 最後に、この時期の桜にちなむことばを紹介します。
「散る桜 残る桜も 散る桜」(良寛和尚)
「明日ありと 思う心の仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは」(親鸞聖人)
一見、物悲しく感じるような句ですが、人生は限りのあるものだから、今を精一杯大事に生きていこう、という意味があるようです。


本社・尼崎工場前の道路に咲き誇る桜です
2017年4月10日撮影


ベトナム出張報告

製造本部をこよなく愛する「あいさん」です。
 あいさんは、7月に堺から尼崎へ転居しました。4月から尼崎での仕事が主体となりましたので、通勤および呑み会後の帰宅が大変便利になり、今まで以上に仕事に邁進?できるようになりました。
 それはさておき、9月後半に久しぶりにベトナムへ出張しました。用件は、①関連会社への溶射・溶接関係の営業および製造支援、②来季の実習生と大卒技術者の選考面接です。
 まず、出国当日は台風が近づいており飛行機が飛ぶかどうか危ぶまれましたが、どしゃ降りの中、運よく関空から定刻通りの運航となりました。台風の影響を受けやすい近場の韓国行きなどが欠航になっていました。
 ベトナムでの用件は順調にはかどり、客先訪問においても溶射、溶接、機械加工、現地工事などのいろいろな案件がありました。また、ちょうど電炉会社の工場内で突発的な現地溶接工事も対応しており、現場で見学することもできました。これらの技術は、まだまだ日本ほど浸透していませんが、これから実績を積み上げてゆけば、それなりの市場が開拓できると実感しました。
 来期採用に向けて実習生31名、大卒技術者10名の面接をおこないましたが、それぞれが真剣に自分自身をアピールしていました。この中から選ばれた人たちが、来期から当社の各工場に配属されて溶射、溶接、機械加工の仕事で活躍してもらうことになります。
 ベトナムはちょうど雨期にあたり、時々スコールが発生していました。特に最終日の夕刻にホテルで待機していると突然強烈な風雨が発生し、ホテル前の道路は川のように水があふれ、バイクが転倒する、ホテル前の電柱に落雷して、あたり一帯がしばらく停電になるなど嵐の様相でした。
 日本へ帰路の際は、台湾付近をこれまた台風が通過しており、その上空を通過しているであろうあたりでは真夜中の就寝時間中でしたが、飛行機がガタガタと揺れて半睡眠状態でした。ともあれ、心身ともに無事で戻ってくることができました。(台風と共に去りぬ)
ご安全に!


ABC品質活動

 製造本部をこよなく愛する「あいさん」です。
 最近、製造本部内で製品や仕事の品質に関する話題が多く取り上げられるようになりました。品質を維持向上させることは、人間の営み(衣食住)と同様に日々の地道な活動が必要で、その活動を休止したとたんに人間であれば生命を維持することができなくなり、製品であれば不良品が多発することになります。ひとつのたとえ話として、下りのエスカレーターを一歩一歩上るようなもので、もし上るのをやめたらその場所(レベル)にとどまることができず、落ちるところまで落ちてしまうことになります。いわゆる、どんぞこ(〇〇〇駅前のスナックの名前ではありません)へ落ちてしまう。
 先日、ある会社の創立記念パーティーに出席しましたが、その時に祝辞をされた方のスピーチの中に「仕事の品質は、人の品質である」という話があり、その言葉に感銘を受けました。会社は品質向上に向けて体制作りやマニュアル作りなどを行いますが、それを実践するのは人です。もし、その人(組織)が誠実で真摯な姿勢で取り組めばおのずと優れた品質の製品や仕事が期待できるでしょう。一方、不誠実で自分本位、遅刻や無断欠勤、公私混同など、そのような人(組織)がする仕事はよい品質など期待できないでしょう。そのためには、まず人(組織)として基本的に守るべきこと、行うべきことをちゃんと実践することが必要だと思います。中国の古典や宗教思想などを読むと、今から二千年以上前と現在を比べても、人の考えることや悩み(喜怒哀楽)などは全く変わっていないことに気づきます。読めばあたりまえのようなことですが、学ばないとわからない(認識できない)こともあります。会社で言えば、就業規則、規律、作業標準、各種マニュアルなど、過去の貴重な経験や教訓を活かして作り上げたものばかりです。品質を維持向上させるためには、何も特別なことをやるのではなく、これらの、A:あたりまえのことを、B:バカになって(バカにせずに)、C:ちゃんとやる、これに尽きるのではないかと思います。このタイトルの本も市販されていますので、興味のある方は読んでみてください。
ご安全に!


ものづくりへの祈りを込めて

ご安全に!
 今年度からペンネームを変更しての登場でぇ~す。
 旧:泉北工場をこよなく愛する「あいさん」
 新:製造本部をこよなく愛する「あいさん」
 それでは、ものづくり日本一を目指す製造本部についてご紹介いたします。少々長い文面ですが、社内誌(2015年 夏季・秋季合併号 N0.154)にも掲載された内容ですので、あらためてネット上でご覧ください。文字が多いので写真は省かせてもらいます。

 製造本部は、旧プロセス事業本部の尼崎工場(溶接・機械加工)、和歌山工場(溶接・機械加工)、泉北工場(溶射専門)、小見川工場(溶接・機械加工・鍛鋼ロール・溶射)の4工場の製造部門を集約した組織体系で、今年度から発足しました。これまでは工場ごとに営業部門と製造部門を持ち、それぞれ独立的な運営がなされておりました。しかしながら、刻々と変化する市場やお客さまの厳しい要求に対して的確にかつ迅速に対応するためには、工場ごとに分かれていた営業部門と製造部門がそれぞれの持てる力を集約して強みを最大限に発揮しながら、両部門が今まで以上に強力な連携を駆使して行くことが不可欠であります。製造本部においては、従来の縦割り的な組織形態ではなく、工場ごとの特徴を活かしながら横断的な連携(工場の境界を取っ払え!)を駆使できることが大いに期待されています。
 製造現場における重要な要素として、人(Man)、機械(Machine)、材料(Material)、方法(Method)、いわゆる製造の4Mがよく取り上げられます。
 人(Man)については、現在、製造本部は260余名を有する組織であり、メンバーの中には豊富な知識や経験を有するベテラン層の管理・監督者・再雇用者をはじめ、それに続く中堅層、バイタリティー溢れる若年層や新入社員まで、年齢層や経験も幅広い構成となっております。当社は元々、大手製鉄会社の協力会社として発足した生い立ちがあり、製鉄所の構内作業おける誠実な対応が大きな強みであります。いわゆるプロとしての工事屋魂を持ち、お客さまからの難題や突発事態に対しても誠心誠意を持って取り組んできたことが今日の基礎となっています。製造本部においてもこの伝統は深く根付いており、工場内で行う溶接・溶射・機械加工はもちろんのこと、最近はこれらを現地へ出張して施工するケースが増えており(発電ボイラ管への溶射およびインコネル肉盛溶接、製紙設備への特殊溶接補修など)、品質・コスト・納期対応においてもお客さまから非常に高い評価をいただいております。「企業・組織は人なり」と言われているように、誠実で経験豊かな人材に恵まれていることが製造本部の大きな強みであります。
 機械(Machine)については、溶接・溶射・機械加工・鍛鋼ロールともに多種多様な機器や設備を保有しています。その中でも、①紛体プラズマ溶接(PTA)による炭化物系超硬合金の肉盛は亜鉛めっき浴中ロールのスベリ軸受として、②水プラズマ溶射によるセラミックコーティングは電子部品や粉末冶金の焼成用棚板として、③最新型タンデム仕様NCボーリング加工機は厚板バックアップロールチョックや長尺の大型部材の高精度・高能率加工として、④特殊誘導焼入れ装置は高深度焼入れ鍛鋼ロールの製造として、それぞれの分野では業界トップクラスの地位を確保しています。
 これらは単に機器や設備を導入すればすぐに施工や製品化できる類のものではなく、材料(Material)や方法(Method)において長年に亘る技術開発や生産技術が大きなバックボーンになっています。特に高度な技術開発においては、技術センター主導のもと各工場に対して技術指導を行う体制をとっています。こういった中から産学連携などによる共同研究が実を結んで、工場の収益として大きな成果を出している例もあります。
 品質管理体制については、尼崎工場、泉北工場、小見川工場はISO9001を取得しており、泉北工場はJISQ9100(航空宇宙品質マネジメントシステム)を取得し、航空機部品の溶射を手掛けています。また現在は、更にレベルの高いNadcap(航空宇宙・防衛産業の国際認証制度)の取得に向けて活動中です。
 近年、世界的な規制緩和によって、最先端の機器・設備・技術が先進国や発展途上国を問わず瞬く間に世界中に行き渡る状況であり、特にIT関連分野はその傾向が顕著に見られます。その結果、製品や技術が個性を失い、お客さまにとってはどこのメーカーの製品や技術を購入しても大差のない状態である、いわゆるコモディティ(Commodity)化が急速に進んでいます。当社が関わる業界においてもこの傾向が進行しており、今まで通りのやり方では差別化が非常に困難な状況になっています。このような状況においてこそ、あらためて当社の企業理念・社訓・行動指針に立ちかえる必要があります。その上で製造の4Mをより高度なレベルへと日々進化させながら、お客さまに喜ばれる製品や加工品を提供し続けて、働く人が誇りとやりがいを持てる職場づくりを目指して行きます。
ご安全に!


ベトナム人技能実習生レポート

ご安全に。
7月7日から泉北工場にてベトナム人実習生3名への溶射技能実習が始まりました。
まず、安全・溶射概要・品質・設備等に関する座学を約2日間にかけてみっちり実施。

私は溶射概要の講師を担当し、『うまく説明できるだろうか?』と心配しましたが、
非常に理解度が早く、予想以上に講習を進める事ができました。
また、彼らのレポートを見ると、ひらがな・漢字・カタカナを使い分け、文字も丁寧で読みやすくて非常に驚きました!!

現在は、工場内で溶射前処理作業(マスキングやブラストなど)を主体に勉強中です。



関西も梅雨が明け、これから夏本番を向えます。
溶射作業するにはとても過酷で大変な季節となりましたが、
母国ベトナムでの溶射事業発展を目指し、安全で健康な実習生活を送っていただきたい所存です。



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