泉北工場 溶射ブログ

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ものづくりへの祈りを込めて

ご安全に!
 今年度からペンネームを変更しての登場でぇ~す。
 旧:泉北工場をこよなく愛する「あいさん」
 新:製造本部をこよなく愛する「あいさん」
 それでは、ものづくり日本一を目指す製造本部についてご紹介いたします。少々長い文面ですが、社内誌(2015年 夏季・秋季合併号 N0.154)にも掲載された内容ですので、あらためてネット上でご覧ください。文字が多いので写真は省かせてもらいます。

 製造本部は、旧プロセス事業本部の尼崎工場(溶接・機械加工)、和歌山工場(溶接・機械加工)、泉北工場(溶射専門)、小見川工場(溶接・機械加工・鍛鋼ロール・溶射)の4工場の製造部門を集約した組織体系で、今年度から発足しました。これまでは工場ごとに営業部門と製造部門を持ち、それぞれ独立的な運営がなされておりました。しかしながら、刻々と変化する市場やお客さまの厳しい要求に対して的確にかつ迅速に対応するためには、工場ごとに分かれていた営業部門と製造部門がそれぞれの持てる力を集約して強みを最大限に発揮しながら、両部門が今まで以上に強力な連携を駆使して行くことが不可欠であります。製造本部においては、従来の縦割り的な組織形態ではなく、工場ごとの特徴を活かしながら横断的な連携(工場の境界を取っ払え!)を駆使できることが大いに期待されています。
 製造現場における重要な要素として、人(Man)、機械(Machine)、材料(Material)、方法(Method)、いわゆる製造の4Mがよく取り上げられます。
 人(Man)については、現在、製造本部は260余名を有する組織であり、メンバーの中には豊富な知識や経験を有するベテラン層の管理・監督者・再雇用者をはじめ、それに続く中堅層、バイタリティー溢れる若年層や新入社員まで、年齢層や経験も幅広い構成となっております。当社は元々、大手製鉄会社の協力会社として発足した生い立ちがあり、製鉄所の構内作業おける誠実な対応が大きな強みであります。いわゆるプロとしての工事屋魂を持ち、お客さまからの難題や突発事態に対しても誠心誠意を持って取り組んできたことが今日の基礎となっています。製造本部においてもこの伝統は深く根付いており、工場内で行う溶接・溶射・機械加工はもちろんのこと、最近はこれらを現地へ出張して施工するケースが増えており(発電ボイラ管への溶射およびインコネル肉盛溶接、製紙設備への特殊溶接補修など)、品質・コスト・納期対応においてもお客さまから非常に高い評価をいただいております。「企業・組織は人なり」と言われているように、誠実で経験豊かな人材に恵まれていることが製造本部の大きな強みであります。
 機械(Machine)については、溶接・溶射・機械加工・鍛鋼ロールともに多種多様な機器や設備を保有しています。その中でも、①紛体プラズマ溶接(PTA)による炭化物系超硬合金の肉盛は亜鉛めっき浴中ロールのスベリ軸受として、②水プラズマ溶射によるセラミックコーティングは電子部品や粉末冶金の焼成用棚板として、③最新型タンデム仕様NCボーリング加工機は厚板バックアップロールチョックや長尺の大型部材の高精度・高能率加工として、④特殊誘導焼入れ装置は高深度焼入れ鍛鋼ロールの製造として、それぞれの分野では業界トップクラスの地位を確保しています。
 これらは単に機器や設備を導入すればすぐに施工や製品化できる類のものではなく、材料(Material)や方法(Method)において長年に亘る技術開発や生産技術が大きなバックボーンになっています。特に高度な技術開発においては、技術センター主導のもと各工場に対して技術指導を行う体制をとっています。こういった中から産学連携などによる共同研究が実を結んで、工場の収益として大きな成果を出している例もあります。
 品質管理体制については、尼崎工場、泉北工場、小見川工場はISO9001を取得しており、泉北工場はJISQ9100(航空宇宙品質マネジメントシステム)を取得し、航空機部品の溶射を手掛けています。また現在は、更にレベルの高いNadcap(航空宇宙・防衛産業の国際認証制度)の取得に向けて活動中です。
 近年、世界的な規制緩和によって、最先端の機器・設備・技術が先進国や発展途上国を問わず瞬く間に世界中に行き渡る状況であり、特にIT関連分野はその傾向が顕著に見られます。その結果、製品や技術が個性を失い、お客さまにとってはどこのメーカーの製品や技術を購入しても大差のない状態である、いわゆるコモディティ(Commodity)化が急速に進んでいます。当社が関わる業界においてもこの傾向が進行しており、今まで通りのやり方では差別化が非常に困難な状況になっています。このような状況においてこそ、あらためて当社の企業理念・社訓・行動指針に立ちかえる必要があります。その上で製造の4Mをより高度なレベルへと日々進化させながら、お客さまに喜ばれる製品や加工品を提供し続けて、働く人が誇りとやりがいを持てる職場づくりを目指して行きます。
ご安全に!


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